カテゴリーアーカイブ: 2013年

秋ふかく 石がささやく          石の声 (三島・龍澤寺 中川宋淵老大師)  今年も恒例の伊勢神宮参拝に出掛けることが出来た。年中行事のひとつであるが今年は格別な年である。 式年遷宮と言って20年に一度、天照大御神様のご神体を新しい社殿にお移しするという壮大な記念すべき儀式の年である。数えて62回目の遷宮になるという。持統天皇が即位した飛鳥時代の690年に初めて行われ、今日まで1,300年…

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初蛍悲しきまでに          光るなり (三島・龍澤寺 中川宋淵老大師) 思いもしなかった強烈な腰痛に苦しんでいる。7月早々、痛めた腰の痛みがやっと治まり始めた7月27日の早朝、お墓の掃除に出かけた。娘の毎歳忌を菩提寺で行う準備のためである。少しばかり広いお墓の掃除が一時間半掛けて終わろうとしていた矢先、突然猛烈な痛みと共に一歩も歩けない。冷や汗が吹き出てきた。しばらく腰掛けて我慢をしていた…

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生きてこの青葉若葉の            日の光 (三島龍沢寺 中川宋淵老大師) 「ハイアット リージェンシー 東京」の敏腕社長、荒屋正年さんが亡くなった。この時期は、新しい出会いと別れが重なって、悲喜交々こもごもの人事が行われるが、悲しい別離となると重みが違う。わずかの間に二人の大切な友人を亡くしてしまった。突然の訃報に呆然とし、なすすべもない。65歳の早すぎる死去であった。出来ればもう少し生…

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生きてこの青葉若葉の            日の光 (龍澤寺・中川宋淵老大師) はらはらと舞い落ちる花びらが冷たい雨に濡ぬれて、ものの哀あわれを誘う。それでも今年は、私の住む国立くにたちの桜並木の満開は、例年より10日も早かった。今年も確かな開花を見せながら、桜前線は列島を北上して行く。久しぶりに相模湖の近くに、友人とゴルフに出かけた。ここでも遅咲きの桜が、あと僅わずかな命を惜おしむかのように咲き…

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梅咲いてしばらく寺は           朝月夜 (三島 龍澤寺・中川宋淵老大師) 今年も心新たに新春を迎えました。年の初めの瑞々しい心をいつまでも持ち続けて行きたいものです。齢よわい七十五年、天命に従い、生かされている喜びに感謝し、新しい年の初めに心を入れる。生きることは一筋が良よし、愚直に皆様との勝縁を意こころに念じて、来きたるべき明日に希望のぞみを込める。どうぞ本年もよろしくご指導のほど、お…

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