カテゴリーアーカイブ: 2014年

涼しさの宙に散るなり              手も足も (三島・龍澤寺 中川宋淵老大師) NHKのドキュメンタリー番組「山本五十六の真実・真珠湾への道」という番組が放映された。 大分の杵築で発見された堀悌吉氏宛ての28通の手紙を紹介しながら山本五十六の人柄に迫ろうという番組である。 戦後69年が経った。米英と戦争することに、絶対反対を唱えながら自らが、戦争の矢面に立って米英と戦争することになった…

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姥竹皮を脱いできらめく           朝の露 (三島・龍澤寺 中川宋淵老大師)  70有余年の人生を生きながら、私はいまだにうなぎの味を知らない。一度も食べたことがないからである。「こんなに美味しいうなぎをどうして食べないの?」とよく言われる。その度に「うなぎは嫌いだから。」と答える事にしている。 私の母は、信仰心の厚い人だった。学歴もない平凡な母親だったが、小学生の頃「昌英はうなぎを食べて…

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姥が手に摘まれて草の          萌ゆるなり (三島・龍澤寺 中川宋淵老大師  人生には厄年、空亡という運勢の衰退する時期が有るという。次から次へと押し寄せる厄介なことが続くと「強あながち無視も出来ないな―。」という気持ちになるものである。 友人によると私は、いま本厄と言われる衰運の真っ 只ただ中にいるという。 昨年7月末に突然腰を痛め、いまだに少なからずその影響を受け、五体不満足…

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元旦の海に出て舞ふ          一葉かな (三島・龍澤寺 中川宋淵老大師) 明けましておめでとうございます。元朝の新鮮な光に感謝しながら新春を迎えることが出来ました。静かに両掌りょうてを合わせ、天地に祈り一炷いっちゅう坐る。過ぎし歳としも沢山の人との出会いに恵まれ、幸縁を結ぶことが出来ました。今年も元気に生かされていることに感謝し、「出迎え三歩、見送り七歩」の心を大切にし ながら精進致したい…

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